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2018新住協関東支部総会・研修会

Posted on 2018-06-25

先週、(社)新住協(高断熱を基本性能として住宅技術を研究開発している技術開発集団)の関東支部総会を初めて開催いたしました。
新住協は、創立以来、高気密高断熱の技術開発と普及することを目的に活動してきましたが、高気密高断熱の家は、次のステージを考える時期になったと思います。新住協関東支部では今年より理事でもある東松山の夢建築工房/岸野さんを支部長として、新しい体制で活動を開始しました。
総会では、岸野さんは「設計数値と実際の住み心地」について発表され、宇都宮のラファエル設計/神長さんは「温熱ソフトによる住宅性能」について発表されました。私は「設計の最初の一歩からプレゼンまで。そして大事にしている言葉や日頃心がけていること」などを中心に家を設計する大枠について、どうやっているのか発表しました。

まだまだ技術の情報共有する事や勉強していくことが多いですが、最終的に、新住協の会員に家をお願いすると「省エネや構造などの性能はもちろん、風景の中でも美しく、居心地もどんな家より良いものが実現する」っと思ってもらえるように、まずは関東支部から、一歩一歩、確かな活動していこうと思います。

今回、発表してみて、自分を見つめ直す機会にもなりました。今後も関東支部で、お話する機会があると思いますが、知識を付けて、実践して結果を共有していかなけばいけないと思いました。

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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