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仕上げ工事②- ガクブチのある家 -

Posted on 2020-04-01

内部では引き続き床仕上げ工事が進められています。変形平面に対して、床も綺麗に貼られています。素晴らしいですね。ありがたいものです。
外部では、左官仕上げの壁も一部仕上がり、玄関アプローチの壁も一部仕上がりました。左官壁の一部に奥まった小さな木製サッシが仕込んであります。ここの雰囲気がどこか懐かしく、かわいさもありました。良い感じです。玄関アプローチの壁は、お隣さんとの視線が重なることを回避することを目的に格子壁としていますが、この格子壁、実は2か所あり、その間の外部空間には植栽も計画しています。訪れたときに、格子→植栽→格子となり、さらに玄関ドアすぐ前には、リビングの南にある植栽を見れるようになっています。玄関ドアを開けるまでのアプローチが豊かになることを目的に計画した部分です。
 

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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