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既存木の魅力- 森土間の家 -

Posted on 2020-05-19

森土間の家では、内装下地工事に合わせて、造り付け家具工事も進められています。玄関入ってすぐのスペースは、アウトリビングとしての土間リビングです。薪ストーブがあり、大きな本棚があります。土足空間に友人と集まって楽しめむことができるので、パブリックな場所として感じるかもしれません。1年中、季節の変化を室内から楽しめる、そんな居場所となります。
軽井沢は、GWあけて一気に葉が開きました。新緑の季節です。森土間の家は、既存木の大きなモミジ2本を残して、家を設計しました。先日、ちょうどその2本が、生き生きとして葉をつけた姿を見ることができました。家と木が一体となっている雰囲気を感じる、そんな佇まいになりました。

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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