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新住協全国総会 -建築家の日常-

Posted on 2024-10-17

弊社が所属し、長野支部支部長をしております一般社団法人新木造住宅技術研究協議会(通称:新住協)の全国総会が10月3日(木)に香川県で行われました。会員数は910人となりましたが、会場の都合で、会場には134人の会員さんが北は北海道、南は九州から集まり、オンライン参加も含めて多くの方が総会に参加されました。団体としてのこらから1年の重点テーマを共有し、基調講演や会員発表、賛助会員さんの新商品展示など、多くの刺激と学びを得る機会となりました。そして、来年の開催は、長野県の発表があり、支部長として、壇上でご挨拶させていただきました。来年に向けて、支部をあげて準備を進めていこうと思います。さて、香川まで来ましたので、総会前後の時間をつかって「栗林公園/掬月邸」、「金刀比羅宮」、まだ竣工したばかりの堀部安嗣先生設計の「時の納屋」、大型建築ですが「香川県庁舎東館」/設計:丹下健三さん、「百十四銀行本店」/設計:日建設計に訪れました。「掬月邸」は建築の佇まいが美しいだけでなく、しばらく”そこにいたくなる”居心地の良さを五感を通じて体験することができました。「時の納屋」は、アプローチを歩くと自然と瀬戸内海に足が向かい景色を楽しむ場所であることが感じられ、建物に入ると瀬戸内海に大きく開けられた開口部が、「掬月邸」で感じたような”そこにいたくなる”居心地の良さを五感を通じて感じる、そんな場所、建築となっていました。どれも自分が魅力を感じる建築ばかりで、貴重で素晴らしい時間となりました。

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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