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表面温度と体感温度の関係

Posted on 2021-01-29

1年で一番寒い時期に入りました。データをとっていた記録では、1月下旬が一番、寒かった記録が残っています。さて、新型コロナのこともあり、多くの皆さんの家に、温度計や湿度計、そして放射温度計(非接触型)などが備え付けられた方も多いと思います。我が家にも、体温を測れる安価な放射温度計を購入しました。物体の表面温度を測れるモード切替えがあると、壁や床の表面温度も気軽に測れてしまう便利なものもあります。せっかくこういった便利な計測器が身近になったので、物体の表面温度測定にモードに切り替えて計測し、体感温度との関係について少しだけ書いてみたいと思います。

今朝8時の自宅での室内表面温度は、1階床:20.9℃、2階床22.1℃、北壁面:21.6℃で、室温21.0℃、外気温-2.4℃という結果です。なお、暖房は、タイマー運転で、0時~5時までOFFとなっています。体感温度は、”(室温+表面温度)÷2”で計算するといわれていますので、全ての数値を使って割り返すと、体感温度は、21.4℃となりますね。私は少し寒がりなので温度設定高めですが、これで十分快適に過ごしています。このことからわかることは、壁表面温度が低くなると、暖房設定温度を上げて室温を高くしないと寒さを感じてしまうということです。

例えば…室内表面温度が16℃の家で、体感温度21.4℃を保つためには、室温を26.8℃の暖房にするように設定しないといけません。高断熱の家は燃費が良いという理由の1つはここにあります。断熱をしっかり行い、室内の表面温度を高くすると、自然と暖房を使う時間が減って、暖房の設定温度も下げますので、暖房費削減になり、CO2削減にもつながります。

来週の軽井沢は、氷点下10℃になるようです。しばらくは、壁や床の温度計測遊びが続きそうです。

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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