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建築家の軽井沢便り 花火
Posted on 2014-08-13
軽井沢ではもちろん、周辺の御代田町、佐久市、千曲市でもこの時期は花火が盛んですが少し足を伸ばして、新潟県長岡市まで行ってみてはいかがでしょうか。
車で2時間30分~3時間程度ですが、日本三大花火の一つ「長岡まつり大花火大会」が
軽井沢からの車での行動範囲に入っています。
ご存知の方もいるかと思いますが、長岡まつりについて、少しふれておきます。
昭和20年8月1日の夜、長岡の闇の空に大型爆撃機が来襲し市街地を爆撃、旧市街地
の8割が焼け野原になり、1,485名の尊い命が失われました。空襲から1年後の昭和21年
8月1日に開催されたのが、長岡まつりの前身である「長岡復興祭」です。
この祭によって長岡市民は心を慰められ、励まされ、固く手を取り合いながら、まちの
復興に臨んだとのことでした。
また、2004年10月新潟県中越大震災は、甚大なる被害をもたらし多くの方々が被災し
ました。また、新潟県全体においても、各種産業に多大な被害を及ぼしました。
花火大会の中で打ち上げられる”フェニックス花火”は、大震災に負けずに頑張っている
新潟県全体の大勢の人々を元気付けるために、また、一日も早い復興を祈願して、世界
一の誇れるような壮大な花火を打ち上げたい、という思いからスタートしました。
空襲で亡くなられた方々への慰霊の念や、長岡再興に尽力した先人への感謝、また
恒久平和への願いを、この長岡まつりで伝えられているとのことです。
※長岡まつり公式サイトより引用
このような意味を入り、花火に、「綺麗」「凄い」という感情以外に、「先人への感謝」
「平和への願い」などの思いが、自分自身にできること、自己研磨など、たくさんの事
を考えるひと時となりました。
また、1日50万人も訪れる混み合う花火大会です。行かれる際には、シャトルバス
を利用するなど渋滞に巻き込まれないようにしながら、ゆったり過ごすために周辺
の地域も含め宿泊をして、日本海の海の幸を楽しむのもよいと思います。
※次回は来年の8月2日、3日です。
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