軽井沢の建築設計事務所|一級建築士事務所アトリエカムイ|建築家 / 井野 勇志|新住協Q1.0住宅|高断熱|別荘

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解体-ソトウチの家

Posted on 2015-05-12

軽井沢の小高い場所にある古い別荘の改修工事を行っています。中軽井沢エリアです。

この別荘においては、一番景色が良い方面が閉ざされてしまっております。依頼では、
テラスの増築でしたが、斜面地で、テラスを増築することことは、大きなコストが生じる
ため、現状の骨格な中で計画を合理的にまとめることとし、具体的には、景色が良い側に
ある和室を外と中の中間領域”アウトリビング”として位置づける計画で進めました。

こうすることで、リビングでの視線の方向も変わり、2つ異なる環境のある居場所が生まれ、
別荘滞在に変化と楽しみが生まれると考えました。

ブログでは、個人情報保護のため、プロジェクト名をつけていますが、今回は、”ソトウチの家”
として進めていきたいと思います。ソトリビングとウチリビングがある家というコンセプトからです。

現場では、既に、解体工事が進められています。構造改修計画、断熱工事計画の確認、
見えなかった壁内部への細かい納まりの対応など、現場では机上では決めれない多くの事
を決めながら進めています。
<改修前>
IMG_7160 IMG_7164
<改修中>
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その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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