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床仕上げ工事-薫風の家-

Posted on 2022-12-22

窓の設置工事、付加断熱工事も一段落し、内部では、床の仕上げ工事が行われています。薪ストーブ周辺(燃焼範囲)の床は不燃材料の下地とし、収納の引き戸レール敷居など細かい違いもあります。床の張り方向については、動線に対する人の心理的に影響も出ると思っていますので、そのあたりを考えながら決めています。屋根断熱と天井断熱は未施工ですが、現場ではその下準備が進められていることがわかります。室内の壁に充填+付加断熱部があり、これが断熱方法が異なる境となり大事な部分です。この2種の断熱方法の使い分けは少々面倒ですが、メンテナス性、施工性、コスト、仕上げ、照明計画など、色々の要素を考えて決めていますので、現場で理由を共有すると、納得したうえで間違いなく職人さんが進めていただけます。より大事な工事ですね。

 

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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