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氷点下2桁温度 -建築家の日常-

Posted on 2023-02-03

1月は各地で冷え込み、軽井沢もかなり冷え込みました。気象庁による軽井沢のデータを見ると、今シーズン初の2桁最低気温は、1月6日の-10.2℃。そして、1月25日-15.9℃、1月26日-16.2℃。全国的にも非常に寒かったこの2日間は、軽井沢もかなり冷えみました。

そこで、この2日間に注目して、自宅の温度データを見てみました。
ちなみに、建物性能はUa=0.37。平成20年新築の家を約5年前に付加断熱や樹脂窓交換など改修した結果で、現在、新築設計している家より性能は劣りますが、このくらいの性能の家、弊社設計の新住協仕様(高断熱高気密)の家がどんなデータになるか参考にしていただければと思います。ちなみに換気は第三種です。
温水パネルヒーターによる暖房は、夜0時~朝6時までOFF。室内に溜まっている熱が、窓や壁、また、第三種換気の自然給気口や換気ロスにより温度低下は生じますので、どうしても温度低下はあります。おおむねこの停止時間で1.6℃、他の日のデータを参考に目安で2℃くらい低下でしょうか。なお、co2濃度は、1000ppmを常に下回っていて、湿度は43%程度でした。改めて温度みると、内外温度差30℃以上って、すごい過酷ですね。薪ストーブ使用すると、内外温度差35℃以上にもなります。
電気使用量は、凍結防止帯が一部稼働することもあり、冬は月に500W程度となります。電気使用量は、昨年より20kwh減ったのですが、電気代は、昨年1.5万円に対して、2.1万円…単純に値上げの影響を受けてしまいました…※夏は300W程度です。

気象庁の過去データーによる最低気温2桁の日数は、2021年12月は7日間、2022年1月は7日間、2月は11日間で、3月は該当日なしでした。今シーズンは、1月は例年並みの日数となっています。2月は始まったばかりですが、昨年と同じですと、月末まで2桁の寒い日は続くと思います。皆さま、何卒ご自愛ください。

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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