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新住協長野支部研修会1日目 -建築家の日常-

Posted on 2025-07-18

弊社が所属し、支部長を務めております「一般社団法人 新住協 長野支部」にて、7月16日・17日の2日間にわたり研修会を実施いたしました。今回は、山形支部の皆様にもご参加いただき、総勢24名による合同研修となりました。1日目は、多くの国産材、特に屋久島の杉を多く取り扱われているチャネルオリジナル様の事務所兼倉庫を見学させていただきました。新住協の会員は、日々「コストを抑えながらも、より良い材料・工法で高品質な住宅を実現すること」を目指して学び続けています。今回の見学では、チャネルオリジナル様から多くの学びを得るとともに、国産材の活用方法やその具体的な使い方について、会員同士で活発な議論を交わすことができ、大変有意義な時間となりました。その後、黒部市のYKKグループの施設を訪問し、竣工したばかりの「パッシブタウン第5街区」を見学しました。設計は、建築家ヘルマン・カウフマン氏によるものです。建物の持続可能性、性能、そして美しさが見事に融合した合理的な建築でした。こうした建築に触れられる機会は非常に貴重であり、参加した新住協の会員の一人一人にとって、この「美しさ・性能・合理性」を体験できたことは、大きな財産となったことと思います。チャネルオリジナル様、YKK AP様、このたびは貴重な機会を誠にありがとうございました。

 

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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