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建築家の日々-美しい日本のエコ住宅を求めて

Posted on 2017-02-08

先日、東京都新宿のOZONEで行われた、第二回日本エコハウス大賞2016シンポジウムに参加してきました。「日本エコハウス大賞」は、意匠と性能の両面で優れた設計がなされた住宅を表彰する実例コンテストで、主催:建築知識ビルダーズです。スペックや数値達成だけにとらわれず、現代の日本の家族構成や生活スタイルに合ったプラン、風土や地域を尊重したつくり、さらには経済性や持続可能性まで考慮しながら高い省エネ性を実現した住宅を5名の審査員が評価するものです。
シンポジウムでは、審査員である5名(建築家/伊礼智氏、建築家/堀部安嗣氏、建築家/西方里見氏、パッシブハウスジャパン理事/松尾和也氏、東京大学大学院准教授/前真之氏)と第一回大賞の佐藤欣裕氏の合計6名による各15分のリレートークでした。「エコハウス」「パッシブデザイン」について、各分野の異なる方の解釈や見解について、話が聞くことができ、勉強になったとともに、本当の意味での”いい住宅”に、どのように取り組んでいくか改めて自分に問いかけ、考えるきっかけになりました。
帰路、各先生の言葉は、何度も何度も頭の中で思い出している自分がおり、このシンポジウムの大切さと、素晴らしさを実感いたしました。来年もこのシンポジウムがあれば出席していると思います。

写真は、伊礼智さんがシンポジウムで、紹介されていた奥村昭雄さんの本と前先生の本、そして、温熱に関して読まなければならない荒谷登さんの本です。ゆっくりこれらの本を読み返したいと思います。

 
 
 
 
 

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その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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