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基礎配筋工事完了 -川口の家-

Posted on 2017-04-11

川口の家は、基礎の配筋工事を終え、本日、設計監理者として、検査いたしました。「図面どおりの配筋状況」、「鉄筋から外部までのかぶり厚さ」、「木製サッシ部の基礎立ち上がり幅」、「隣地との距離」、「基礎内部の開口補強」、「スペーサの材料」などなどチェック項目は多くあります。

検査員としての日頃蓄積された知識と設計者としての意匠や構造を考えた知識の両方をフルに使い、出来る限り多く確認し、問題ないことを確認しました。また、同時に瑕疵担保保険の検査会社による第三者検査員による検査も受けましたが、こちらも特に問題なく適合との判断をいただきました。

目の前で少しづつ立体的になっている姿を見ていると、毎回の事ですが、嬉しさとドキドキがあります。現場でプレカット打合せや今後のスケジュールを打合せし、さらに帰りの移動時間で、建ちあがって行く姿を頭の中でシュミレーションしました。移動時間が長いですが、集中して考える時間があり、有意義な移動時間となっています。早いもので上棟まで1カ月を切りました。
 

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その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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