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軽井沢の建築家の日々-エコハウス最前線

Posted on 2017-04-14

4月12日、13日と「株式会社タニタハウンジグウェア×建築知識ビルダーズ」による”秋田・エコ住宅視察ツアー”に行ってきました。エコハウスを最前線で設計されている建築家の西方里見さんの自宅とアトリエ見学、第一回エコハウス大賞を受賞された”もるくす建築社”の佐藤欣裕さんの自邸見学、そして、タニタハウジングウェア様の工場見学という盛りだくさんの内容です。

西方さんのアトリエを建築してから、今までの経験のお話を聞き、そして最新作である自邸を目で見ることができ、文章やお話だけでは理解しきれない内容を身をもって勉強することができました。また、佐藤さんの自邸は、ハードとして美しさに勉強することが多々ありがながら、生活というソフト面におけるエコ住宅への対応が併せ持つ、素晴らしいとしか言えない家となっておりました。

タニタハウジングウェア様の工場見学では、材料の製造工程を確認し、材質の素晴らしさ、製造工程に丁寧さやチェックしているスタッフの目の鋭さや、職人技が光る手作業を確認でき、信頼できる材料であることを体験を持って確認する貴重な機会となりました。

最後に昼食会場となった、「旧料亭金勇」は昭和12年に建てられた国の登録有形文化財に指定されている建物ですが、美しい室内空間に、眼に焼け付けるように何度も各所を見て回りました。

今回の視察ツアーは、寒冷地であることもあり、自分で確認していおきたい箇所が多々あり、非常にたくさんのことを学ぶことができました。夜遅く戻ってきましたが、事務所に戻ってきて、今回見学した建物が掲載されているビルダーズ第28号の矩形図を何度も見たり、サッシの詳細図とにらめっこしたり、頭が休まることがない体験となりました。
 

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その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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