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上棟- +フロール -

Posted on 2018-07-19

本日、晴天の中「上棟」することができました。「+フロール」の2階はオープンな空間をつくるため、91cm間隔の大きな構造材(登り梁)で家全体を包むように屋根をつくっています。また耐震のため、屋根の下地合板は24mmの厚合板としています。
本日の上棟は、この構造美が立ち上がる瞬間を見れるということで、私自身、朝から楽しみでなりませんでした。そして、この瞬間を是非住まい手にも見てほしく、立会いをお勧めし、登り梁をかけている良いタミングで見ていただきました。

内部ではこの構造は、屋根断熱で見えなくなってしまいますが、軒先では現し仕上としましたので、竣工後も訪れるたびにこの構造美を見れるようになっております。
もちろん構造だけでなく、気密処理もこの段階で実施しており、二階の床合板施工前には気密材も設置し、目に見えないきめ細かい配慮もしっかりされています。

本日のお昼は、住まい手さん手作りのお弁当を職人さん全員分ご用意いただきました。本当に美味しく、たくさん食べてしまいました。森の中で食べるピクニックみたいな、そんな楽しい昼食となりました。

夕方には、無事に屋根の合板まで施工し上棟を終了することができました。住まい手さん、お手伝いいただきました職人さん、ありがとうございました。

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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