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断熱工事- +フロール -

Posted on 2018-09-12

自粛期間明けてから約2週間経過いたしました。木造の構造体をしっかり固定する壁・耐力壁、補強金物も施工され、構造設計どおり施工されていることはもちろんですが、実際の骨組を見ながら、力の流れを想像し、机上で満たした性能が間違いなく、さらに、よりこの段階で、補強することがないか、などの視点も入れて設計検査を行いました。瑕疵保険の第三者検査員による検査も実施しており、図面どおり施工されていることも、ダブルチェックで実施も終了しています。
 
その後、断熱材も施工されています。換気などの貫通箇所については、どうしても断熱材に穴を空けて気密処理ができなくなり、隙間が生じたり、湿気が構造体に入る恐れがあるため、大工さんによる断熱工事の場合、添付写真のような部材を工務店さんの方で製作していただき、設置対応しています。



段々肌寒くなってきました。工程としては、来月から外壁の板張りが開始されます。ここのところ、雨が多いので、この間に室内工事が進められ、雨の時期が終わったあとに、外部工事になれば効率が良いかと思います。
毎日、週間天気予報と睨めっこしています。

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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