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外壁工事ーモリノスー

Posted on 2019-07-01

外壁の断熱工事も終えましたので、次は外壁仕上げ工事に入ります。その前に、断熱材の外側に透湿防水シートを貼り、通気のための木を取り付けます。透湿防水シートはその名前のとおり、防水シートでありながら、壁内部の湿気を外に出す役目のシートとなります。シートから出てきた湿気は、外壁の下から屋根までつながっている約1.8cmの隙間(通気層)をとおり外に出されます。この通気層の板、よく見ると穴が空いていますよね。ここを空気が動きます。こうすることで断熱材や木造の骨組が劣化しないようにすることができます。完成してしまうと見えない部分ですが、非常に大切な下地工事となります。
仕上げの板も非常にきれいです。この板は1段目です。この上にもう1枚貼って仕上がりますが、その前に塗装が先となります。外部の雰囲気も見えてきました。

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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