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北海道へ断熱修行

Posted on 2020-02-04

1週間前、一般社団法人 ミライの住宅さん企画による「断熱修行の旅」に参加してきました。4日間、みっちり組み込まれた修行スケジュール。北海道大学、建築指導センター、北方建築総合研究所、みどり野きた住まいるヴィレッジ、そして温熱環境を学ぶ原点となる旧荒谷邸見学。建築指導センターは、高性能な住宅の普及促進のため技術講習会を行い、多くの資料も作成配布しています。北方建築総合研究所では、建築の研究開発や試験を実施し、北海道大学(建築環境学)では、寒冷地住宅や省エネについて学部から研究が多く行われています。北海道では、こういった背景の中で、住宅がつくられています。高性能な住宅への研究、普及活動は、本当に素晴らしいものが北海道にはありました。
また、個人の住宅で訪れた旧荒谷邸は、約40年前に温熱環境の研究者である荒谷登氏の実験住宅としてつくられた自宅。現在は、別の方が継承して大切に住まわれています。約40年前という高性能な建材がない時代に、自然エネルギーを最大限に活かした室内環境を実現。さらに経年劣化への対応もしっかり考えられた住宅となっています。以前、ビルダーズという本の記事で読んでいたこともあり興味深く、見学では歩くたびに足を止めてしまうそんな魅力がありました。見学後、荒谷登氏の著書をしっかり読み込み返したくなりました。しばらくは、私の出張のおともになる本になります。今回、全国から北海道の断熱を学びたいという専門家10名ほどが集まり同じ部屋で寝泊まりました。毎日、朝から晩まで修行した後に、夜中まで議論をする日々。素晴らしく、大変良い経験となりました。目で見て、体験して、そして聞き、肌身で感じることでわかることが多くありました。北海道へは定期的に学びに行かなければらないですね。

 

 

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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