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建築探訪
Posted on 2021-04-11
出張の合間に、埼玉県所沢市の「角川武蔵野ミュージアム」まで足を運びました。設計は、建築家・隈研吾氏。外観は多面体の花こう岩を使用した石張仕上げ。自然石の色模様と方向性が、モザイク模様を作り出し、外観からは階数を感じることができず建築というよりはアートのような感覚が強いと感じました。内部は、外観とはまったく異なり、どこか人の息遣いを感じるような書籍の空間。4階、5階の吹き抜け空間の書棚は、カオスのような雰囲気で、さらに天井から吊り下げられた合板がリズムを生み出しており、空間の面白さを感じます。この建築を通じて、改めて建築デザインの面白さ感じることができました。