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基礎断熱工事-シンクロする家-

Posted on 2021-06-08

コンクリートの工事も構造に関わる部分はひと段落しましたので、基礎周辺の埋め戻し作業を実施しております。敷地は、緩やかな傾斜地ですが、室内と庭との一体感を大切にするために、設計地盤高さを低い側に合わせました。このことで、建物が道路より低い位置にありますので、雨水の流れをコントロールする必要があります。対策として、断熱とは関係ない(熱橋にならない)玄関アプローチでは、コンクリート基礎を高めに立ち上げ、その他の部分は、のり面をつくって、雨水が東西に流れるように造成します。本体の基礎断熱ですが、表面の見えない地面の中までしっかりと保護モルタルが施工します。耐久性を考えると大事な部分です。地上部分は、工事中の汚れ防止のため、養生シートを設置しています。家の骨格が徐々に見えてきました。

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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