軽井沢の建築設計事務所|一級建築士事務所アトリエカムイ|建築家 / 井野 勇志|新住協Q1.0住宅|高断熱|別荘

BLOGブログ

屋根断熱- 灯りの家

Posted on 2014-02-07

屋根の断熱工事が進んでいます。

200mmと100mmの高性能グラスウールによる合計300mmの屋根断熱です。
それにしても、部材としての、200mm厚の断熱材は迫力があります。

グラスウールの場合、断熱材の外部側に空気が通る通気層を確保しないと
劣化により性能が悪くなりますので、この通気層をしっかり確認し、さらに
断熱材を保護する透湿防水シート(防風層)の施工状況も確認します。

内部側については、断熱材施工後、防湿フィルムを隙間がないように継目や
部材取り合いなどに、しっかり両面テープで止めていき、内部からの湿気が
壁の中に入らないように処置します。※写真は途中工程です。

どちらの工程も問題なく、非常に丁寧に進められています。

もう少しで屋根断熱も施工が終わり、ようやく大工さんの作業環境も
寒くなくなります。
屋根断熱 気密

Tag /

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

PAGE TOP