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配筋検査-ステイマークヴィラ-

Posted on 2022-03-15

基礎の鉄筋が組みあがりましたので、設計者による全数検査を実施しました。構造図どおり、各箇所が仕様どおりになっているかどうか、鉄筋の径、間隔、重ね長さ、開口補強など細かく見ていきます。図面を片手にじっくり見ていきます。また、意匠的なところで、高さの確認なども同時にチェックします。図面との整合確認した後、第三者検査員として多くの現場検査経験を活かして、現場だけをじっくり見ていきます。そうすると細かい部分も見えてきます。コンクリート工事が進んでしまうと後戻りできませんので、何度も何度も見て、直せるところは直していきます。特に被り厚さ(鉄筋と地面などとの距離)については、現場でミスをしやすい箇所ですので、入念にチェックが必要です。大丈夫そうでも結束を強固にするなどお願いしたり、自分で調整しながら鉄筋工事の完成を見届けました。瑕疵担保保険制度による第三者建築士さんによる検査も行われましたが、こちらも適合をいただきました。いよいよ基礎の全景が見えてきましたね。

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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