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設計構造検査-エイチの家-

Posted on 2023-01-19

本日、設計監理者による構造全数検査を実施いたしました。すでに、瑕疵担保保険による第三者建築士の検査は終えて適合をいただいておりますが、設計監理者の責務として、再度、じっくりと時間をかけて、構造だけでなく、防水性能、気密性能、意匠性、断熱工事、施工性なども考えて、細かい部分までチェックは必要です。
検査内容は、
・地震に耐えるための耐力壁の位置が所定の位置にあるか
・合板耐力壁の場合、両面仕様と片面仕様が適切か
・釘の間隔が、75mm以下と150mm以下をしっかり施工できているか
・気密シートとの耐震壁の取り合い、窓との取り合いは問題ないか
・柱脚、柱頭の固定金物は構造設計どおりの金物が適切に設置されいるか
・梁、柱、梁相互などの緊結金物は適切か
・窓回り、屋根、テラスなど、防水施工が適切かどうか
などとなります。私自身も第三者検査員としての資格を有し、独立する前に第三者評価機関で2年ほど専従していた経験もあります。事務所開設してからの10年間も、毎年100棟~200棟は検査しておりますので、そういった検査員の視点も加えてチェックを実施します。現場は問題なく、適合状況を確認いたしました。
外部では付加断熱の下地工事が進められ、内部では薪ストーブ用の煙突、鉄骨階段の設置も終えております。良い感じに着々と進んでおります。


その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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