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構造設計検査- ガクブチのある家 -

Posted on 2020-01-16

明日の瑕疵担保保険検査に向けて、現場では構造金物の取付工事を終えたとの連絡があり、本日、設計者による全箇所の構造検査を実施いたしました。瑕疵保険の検査は、部分を抜粋して検査をしますので、45分程度ですが、設計検査は全数+αになりますので、多くの時間を要します。この家では3時間ほどかけてじっくり確認しました。主なチェック項目は以下の通りです。
・耐力壁の位置と材料寸法
・水平構面(火打ち張りの位置)
・柱1歩本ごとに指定した上下の金物の種類と固定状況
・外部耐力壁の釘間隔
などです。設計図面と照らし合わし、1つ1つ丁寧に確認します。また、図面で確認したあとは、長年の検査員として経験の感覚を研ぎ澄ませて、何度も現場の中を歩いて確認します。大きな是正はありませんでしたが、いくつか気になる点がありましたので、明日の瑕疵担保保険検査までに是正してもらうことをお願いして現場を後にしました。明日の検査前に是正状況を確認して、第三者検査員による検査を受けます。見えない部分であとから直すことが難しいので、念には念を入れて確認することが大切です。それにしても本日は冷え込みました。

   

 

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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