軽井沢の建築設計事務所|一級建築士事務所アトリエカムイ|建築家 / 井野 勇志|新住協Q1.0住宅|高断熱|別荘

薫風の家北佐久郡軽井沢町

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場所は、長野県軽井沢町。周辺には美しい家が多く建つ、環境が整備された素晴らしいい立地において、縁あって住宅の設計を行いました。
道路沿いには美しく大きな広葉樹があるため、家の配置も道路から大きくセットバックさせることで、道沿いの美しさに変化を与えることのない計画としました。さらに、家の中からこの道路側の既存木が良い借景になり。その奥にある抜けも感じる計画になっています。この借景の奥に谷があるせいか敷地内にいると心地よい風を感じるときもありました。この方向に向けてテラスを設け、室内からも視線が抜ける計画とすることで、住まい手さんが敷地の魅力を存分に楽しむことができると感じ、これを大切な要素と位置付けて計画とまとめました。この家での生活を通じて、草木の薫りを感じ、さわやかな風を感じるようになればと思い、本プロジェクトを「薫風の家」と名付けることとしました。

なお、この家の仕様も「燃費半分の家」Q1.0に、許容応力度計算による構造の安全性を確認しています。

工事経過のブログはこちら

DETAIL

[住宅性能]Ua値:0.36W/㎡K、Q値:1.48W/㎡K
[竣工] 2023年5月
※photo by:鳥村鋼一

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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