軽井沢の建築設計事務所|一級建築士事務所アトリエカムイ|建築家 / 井野 勇志|新住協Q1.0住宅|高断熱|別荘

縁の家北佐久郡軽井沢町

  • 縁の家
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場所は、長野県軽井沢町。駅から徒歩圏内の利便性の良い最適な場所において、縁あって住宅の設計を行いました。駅を降りて別荘地に向かうと、ペンションやレストランが点在しています。駅という都市的な要素から軽井沢の自然豊かな場所に移動する途中に立地しているため、この場所は、そのエリアに入ってくことを感じさせる記号であると位置づけました。そのため、住宅の佇まいは、寄棟と切妻を持つシンプルな平屋で、あまり主張せず、別荘のような雰囲気を持たることで、軽井沢の自然の中に入ってくいくことを感覚的に感じさせるように計画しました。家の前を通り過ぎ、隣接する敷地の店舗(レストラン)を見ると、軽井沢の景観を楽しむ要素が始まることを感じさせてくれる、そんな関係がこのエリアにはあると思います。プロジェクトを振り返ると、住まい手さんとの出会いからはじまり、その後の進行においても、点と点をつなぐような多くの縁を感じながら進行していました。また、大事なタイミングでお会いする時に、以前から訪れたかった東京大神宮に引き込まれるように訪れることができるなど、不思議な縁を感じることが多くありました。建物完成後も、住まい手さんの素晴らしい縁が広がっていく拠点になって欲しい、またこのエリアを中心に多くの縁を広がっていくという願いを込めてこのプロジェクトを「縁の家(えんのいえ)」としたいと思います。

なお、この家の仕様も「燃費半分の家」Q1.0であり、許容応力度計算による耐震等級3の安全性を確認しています。

工事経過のブログはこちら

DETAIL

【省エネ性能】Q=1.13 Ua=0.28 Q1.0住宅レベル1
【耐震性能】等級3(評価機関による構造審査済)

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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