軽井沢の建築設計事務所|一級建築士事務所アトリエカムイ|建築家 / 井野 勇志|新住協Q1.0住宅|高断熱|別荘

臥楽の家小諸市

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場所は、小諸市。高速道へのアクセス、新幹線佐久平駅へのアクセスも良いうえ、スーパーも近い、生活しやすい住宅地の一部で、縁あって住宅の設計を行いました。ここ数年、建築資材高騰により、工事費が高くなってしまいました。本プロジェクトもその影響は受けてしまいました。さらに、電気料などの値上げにより、家計での光熱費は大きくなってしまいました。アトリエ・カムイは、(社)新住協の技術を活かして、寒冷地において、高断熱高密住宅を多く実現してきました。その経験を持った1人の建築家・設計者の思いとして、建築家がデザインした低燃費・低炭素な高性能な家を、若い世代のために、家計での光熱費負担を減らしながら、健康・快適で家族が笑顔でいられるうえ、街並みを美しく整える建築を実現ができないか、という思いを持ち続けておりました。このプロジェクトでは、そんな思いに正面から向き合って設計をスタートさせました。具体的な計画では、東西に長い敷地に対して、老後でも生活しやすい平屋を採用し、面積はできる限りにコンパクトにすることで、建築コストはもちろん、維持管理費も抑えることを試みております。道路からの見た佇まいは、屋根の美しさと壁の美しさを意識してボリュームを検討しながら、各部屋の借景を大事しております。

「住まい」を設計する根底には、衣食住に困らず生きていける「くうところ、すむところ、ねるところ」という大切な言葉があります。上記のような思いは、この言葉そのものですので、本プロジェクトでは、この言葉を少しアレンジし「臥楽の家」と名付けることとしました。「臥」は、横になるなどの寝るという意味、「楽」は、”楽しい”という意味です。毎日での生活の全てが楽しく過ごせることを願う意味を込めております。家の仕様も「燃費半分の家」Q1.0に、許容応力度計算による耐震等級3の安全性を確認しながら、長期優良住宅、信州健康ゼロエネ住宅適用予定となっています。省エネ等級は、断熱・一次消費エネルギーともに評価機関の審査で、等級6の証明を取得しています。

工事経過のブログはこちら

DETAIL

【長期優良住宅】
【省エネ等級】断熱性能:等級6、一次消費エネルギー:等級6
【耐震性能】等級3
【その他】信州健康ゼロエネ住宅(推奨基準)適用予定
【竣工】2024年1月
※photo by:アトリエ・カムイ

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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