軽井沢の建築設計事務所|一級建築士事務所アトリエカムイ|建築家 / 井野 勇志|新住協Q1.0住宅|高断熱|別荘

Uno Spazio北佐久郡軽井沢町

  • Uno Spazio
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場所は、長野県軽井沢町長倉。国道からも近く、美しい街並みと自然が多く残されている立地において、縁あって住宅の設計を行いました。
敷地は、北西から南東に下る緩い傾斜地で、南西への借景は美しく、敷地東側に道路がある特性を活かすことを第一に計画をスタートさせました。西側のボリュームは、平屋として土地との距離を近くすることで、内外の一体感を大切にし、東側のボリュームは、1階に車庫を設けることで道路からのアクセスをスムーズにしながら、外部と距離を置きたい空間を車庫の上にして、地面から距離を設けることで、1つの家の中で、居場所をしっかり確保する空間構成としました。
この家は、間仕切りを最小限した大きな空間の中で、住まう計画となっていることに加えて、細部までこだわることで品質の高い1つの空間を目指していること、また、建て主さんの好きなイタリア家具が配置されていることから、イタリア語で一つ空間の意味を持つ「UnoSpazio」(ウーノ スパッツィオ)を
本プロジェクト名にすることとしました。なお、この家の仕様も「燃費半分の家」Q1.0に、許容応力度計算による構造の安全性を確認しています。

工事経過のブログはこちら

DETAIL

[住宅性能]Ua値:0.30W/㎡K、Q値:1.12W/㎡K
[竣工] 2023年7月
※photo by:アトリエ・カムイ
※キッチン+洗面台:イリエ制作所

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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