軽井沢の建築設計事務所|一級建築士事務所アトリエカムイ|建築家 / 井野 勇志|新住協Q1.0住宅|高断熱|別荘

サスティナーハウス北佐久郡軽井沢町

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場所は、長野県軽井沢町。国道からも近く、周辺には住宅や公共施設もある利便性の良い立地で、元々家が建っていたこともあり、樹木も整理されて残っているこの場所において、縁あって住宅の設計を行いました。

この土地には、以前の家の記憶として、北の庭の記憶が残っており、南には、美しい大きなツツジやモミジがあることで、家の配置は、お隣との関係もあって、自然と配置が決まる特徴がありました。これらの記憶を継承し、家としての省エネ性能は高く保つことはもちろん、太陽光発電と蓄電池を採用してエネルギーを効率的に使っていきたいという要望を最大活かすために、南北に長い土地と北道路の特性を配慮して屋根形状が決まり、さらに、冬に太陽光が室内に多く入ることを考えて、最終的な家の形も同時に決まるという設計経緯がありました。このことから、本プロジェクト名は「サスティナーハウス」と名付けました。地球環境と地域環境を持続可能したいという思いから「サスティナブル」という言葉を使い、さらに、ギターに使われる機材「サスティナ―」の意味を付加しました。「サスティナー」は、弦振動をコントロールする機材で、土地の記憶と樹木、この地域に住む動物、そして、このプロジェクトにかかわる多くの職人さんや建て主さん、設計者という多くの弦がこの家を通じて、ナチュラルに1つの音を奏でることを目指したいという思いを込めました。

なお、この家の仕様も「燃費半分の家」Q1.0に、許容応力度計算による構造の安全性を確認しています。

工事経過のブログはこちら

DETAIL

[竣工] 2022年3月
※photo by:アトリエカムイ

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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